Macの複合キー(Sticky Keys):オン/オフの切り替え方と、キーが押されたままに感じるときの対処

Macの複合キー(英語ではSticky Keys)をオン/オフにするには、「システム設定」の「アクセシビリティ」にある「キーボード」を開き、「複合キー」を切り替えます。「Shiftキーを5回押して複合キーのオン/オフを切り替える」がオンの場合は、Shiftキーを5回押しても同じ操作になります。うっかり複合キーがオンになるのは、たいていこれが原因です。複合キーを使うと、修飾キーを1つずつ順番に押せるので、Option+Command+F5キーというショートカットも、Option、Command、F5の順に押すだけで入力できます。

私は、Mac用の無料の音声入力アプリYapToTextと、ボタン、スイッチ、コントローラをキー入力やクリックに変える無料のアプリInputConfigを作っています。どちらも、私自身の手が思うように動かないために作りました。Appleの手順は、キーボードのアクセシビリティに関するAppleのガイドの内容にもとづいていて、2026年10月9日に確認しました。

Mac App StoreでYapToTextをダウンロード無料でダウンロードできます。アカウント不要で、機能の制限もありません。AppleシリコンのMac、macOS 14以降に対応しています。 ソースコードはGitHubにあります。

複合キーをオン/オフにする

  1. アップルメニュー、「システム設定」の順に選択し、サイドバーで「アクセシビリティ」をクリックします。
  2. 「キーボード」をクリックします。下にスクロールする必要がある場合があります。
  3. 「複合キー」をオンまたはオフにします。横にある情報ボタンをクリックすると、オプションが表示されます。

または、Option+Command+F5キーを押すか、Touch IDを素早く3回押して「アクセシビリティのショートカット」パネルを開き、複合キーがパネルの機能に含まれている場合は、そこで切り替えます。このパネルについては、Macのアクセシビリティのショートカットのページで説明しています。

複合キーのオプションとビープ音

  • Shiftキーを5回押して複合キーのオン/オフを切り替える。 キーボードショートカットです。複合キーを何度もうっかりオンにしてしまう場合は、オフにしてください。
  • 修飾キーが設定されたときにビープ音を鳴らす。 Shift、Command、Option、Controlを押したときに鳴る音です。複合キーを使いながらビープ音を止めたい場合は、これをオフにします。
  • 押されたキーを画面に表示。 待機中の修飾キーを記号で表示するので、何が設定されているかがわかります。
  • 表示する画面の領域。 その記号を画面のどのコーナーに表示するかを選びます。

キーが押されたままに感じるとき

CommandキーやShiftキーが押されたままのように感じ、文字を入力するとショートカットとして動いてしまう場合は、複合キーがオンになっていることが多いです。画面に修飾キーの記号が出ていないか確認してから、「キーボード」設定で複合キーをオフにするか、そのオプションがオンならShiftキーを5回押してください。再びオンになるのを防ぐには、「Shiftキーを5回押して複合キーのオン/オフを切り替える」をオフにします。

もうひとつのキーボード設定、スローキー

スローキーは、キーを押してからMacが受け付けるまでに間をおく設定で、かすったり当たったりしただけのキーは入力されなくなります。同じ「キーボード」設定にあります。「入力認識までの時間」を設定し、「クリックキーサウンドを使用」をオンにすると、キーを押したときの音と、受け付けられたときの音が別々に鳴ります。キーが反応しないように感じる場合は、スローキーが長い間隔でオンになっているのかもしれません。

複合キーと音声入力のキー

複合キーは、複数のキーを同時に押すのが難しい人に向いています。音声入力も同じで、必要なのはキーひとつだけで、同時押しは要りません。ショートカットはキーを1つずつ、文章は声で入力できます。 YapToTextは、右のCommandキー(アプリでは Right Command )を軽く押すと開始します。これは修飾キーです。複合キーをオンにした状態では試していません。軽く押したときに音声入力が始まらずCommandキーが押されたままになる場合は、修飾キーではないキーをYapToTextに割り当ててください。 Dictation ページの Keys カードでキーの欄をクリックし、F18、テンキーのキー、または使わないキーを押します。

MacのYapToTextの音声入力設定ページ。キー、録音、マイク、入力の各カードが表示されている。
図1. YapToTextの音声入力ページにあるキーのカード。修飾キーではないキーも含め、どのキーひとつでも音声入力のキーにできます。

一日中使うショートカットには、InputConfigを使うと、ひとつのボタンに複数のキーの組み合わせをまとめて割り当てられます。たとえば、マウスのサイドボタンやコントローラのボタンにCommand+Cキーを割り当てられ、その組み合わせは本物のキーの組み合わせとして動作します。片手でのキー入力ガイドに、具体的な配置があります。

まとめ

  • オン/オフ。 「システム設定」、「アクセシビリティ」、「キーボード」、「複合キー」。
  • ショートカット。 オプションがオンなら、Shiftキーを5回押します。
  • ビープ音。 「修飾キーが設定されたときにビープ音を鳴らす」をオフにします。
  • キーが押されたまま。 たいていは複合キーが原因です。オフにしてから、Shiftキーのショートカットもオフにします。
  • 文章を書く。 複合キーが邪魔になる場合は、修飾キーではない音声入力のキーを使います。

お使いのmacOSのバージョンと違う点がある場合は、GitHubでissueを作成してください(英語)。すべて読んでいます。

Mac App StoreでYapToTextをダウンロード無料でダウンロードできます。アカウント不要で、機能の制限もありません。AppleシリコンのMac、macOS 14以降に対応しています。 ソースコードはGitHubにあります。

このページを書いた人。 Ryleigh Newmanはソフトウェアを開発しています。手でキーボードを打つことが難しいため、このサイトで紹介しているアプリ、YapToTextで毎日音声入力をしています。このページは英語から翻訳したものです。アプリの画面とサイトのほかのページは英語です。 プロジェクトについて(英語)。

ガイド

そのほかのガイド(英語)

出典

よくある質問

Macの複合キーをオフにするには

「システム設定」、「アクセシビリティ」、「キーボード」の順に進み、「複合キー」をオフにします。オプションがオンなら、Shiftキーを5回押してもオフにできます。

Macの複合キーのショートカットは

オプションの「Shiftキーを5回押して複合キーのオン/オフを切り替える」がオンなら、Shiftキーを5回押します。

Macの複合キーのビープ音を止めるには

複合キーのオプションで、「修飾キーが設定されたときにビープ音を鳴らす」をオフにします。

Macのキーが押されたままのようになるのはなぜ

複合キーがオンになっていることがよくあります。画面に修飾キーの記号が出ていないか確認し、「キーボード」設定でオフにします。

Macのスローキーとは

キーを押してから一定の時間がたつまで受け付けない設定で、うっかり押したキーが入力されなくなります。「アクセシビリティ」の「キーボード」にあります。