Macで音声入力を使う方法:オンにする、話す、止める

Macで音声入力を使うには、まず「システム設定」の「キーボード」にある「音声入力」を一度オンにします。そのあと、文字を入れたい場所をクリックし、マイクキーか音声入力のキーボードショートカットを押して話します。終わったらEscapeキーを押します。音声入力はAppleの音声認識機能で、macOSに標準で入っていて無料です。文字を入力できる場所ならどこでも使えます。

このページでは、手順とそれぞれで確認すること、ショートカット、句読点のコマンド、音声入力ができないときの対処、音声入力ではできないことを順に説明します。私は無料の音声入力アプリ、YapToTextを作っています。最後のほうでそのアプリを紹介しているので、その点をふまえて読んでください。それ以外はAppleの機能の説明で、2026年10月6日に確認したMacユーザガイドの内容にもとづいています。

Mac App StoreでYapToTextをダウンロード無料でダウンロードできます。アカウント不要で、機能の制限もありません。AppleシリコンのMac、macOS 14以降に対応しています。 ソースコードはGitHubにあります。

手順

  1. アップルメニューから「システム設定」を選び、サイドバーで「キーボード」をクリックします。
  2. 「音声入力」に移動してオンにし、「有効にする」をクリックします。
  3. 文字を入れたい場所をクリックします。
  4. マイクキーか音声入力のキーボードショートカットを押すか、「編集」>「音声入力を開始」を選びます。
  5. 話します。句読点は、必要な場所でカンマや疑問符のように名前を言います。
  6. 終わったらEscapeキーを押します。

音声入力をオンにする

音声入力を使ったことがない場合は、最初にオンにする必要があります。スイッチは「アクセシビリティ」ではなく「キーボード」設定にあります。スイッチひとつで、すべてのアプリで使えるようになります。

手順1:「キーボード」設定を開く

  • 操作: アップルメニューから「システム設定」を選び、サイドバーでキーボードをクリックします。下にスクロールする必要がある場合があります。
  • macOS: 「キーボード」設定が開き、「音声入力」の項目が表示されます。
  • 確認: 「音声入力」とそのスイッチが見えます。

手順2:音声入力をオンにする

  • 操作: 「音声入力」に移動してオンにし、確認が表示されたら有効にするをクリックします。
  • macOS: Siriと音声入力を改善したいかどうか尋ねられることがあります。オーディオ収録を共有を選ぶと、Siriと音声入力に対する操作の音声をAppleが保存できるようになり、Appleがその一部を確認する場合があります。今はしないを選ぶと共有しません。
  • 確認: スイッチがオンになっています。「音声入力」の下のテキストで、音声がMac上で処理されるかどうかを確認できます。

この選択はあとから変更できます。アップルメニュー、「システム設定」、「プライバシーとセキュリティ」、「解析と改善」の順に進み、Siriと音声入力の改善のオン/オフを切り替えます。音声入力をオフにするには、「キーボード」設定に戻って「音声入力」のスイッチをオフにします。

音声入力を始める、話す、止める

手順3:始める

  • 操作: 文字を入れたい場所をクリックします。ファンクションキーの列にマイクキーがあればそれを押すか、音声入力のキーボードショートカットを使うか、「編集」>「音声入力を開始」を選びます。
  • macOS: カーソルが強調表示されて点滅するか、準備ができたことを知らせる音が鳴ります。
  • 確認: 強調表示されたカーソルが見えます。Siriが起動した場合は、キーを押したままにしています。押してすぐ放すと音声入力、押したままにするとSiriです。

手順4:話す

  • 操作: 普通に話します。Appleシリコンを搭載したMacでは、話している間もキーボードを使えます。
  • macOS: 挿入ポイントに言葉を入力します。不明瞭なテキストには青いアンダーラインが引かれます。
  • 確認: カーソルがあった場所に言葉が入ります。アンダーラインのある語をクリックして候補を選ぶか、正しい語を入力または音声入力し直します。

手順5:止める

  • 操作: Escapeキー、マイクキー、または音声入力のキーボードショートカットを押します。
  • macOS: 聞き取りを終了します。30秒間音声が検出されないと、音声入力は自動的に停止します。
  • 確認: カーソルの点滅が止まり、最後の言葉までテキストに入っています。

話し続けている間は、時間の制限はありません。送信する前に、青いアンダーラインの付いた語を一度見直しておくと安心です。カーソルが強調表示されていれば、Macが聞いています。

音声入力のショートカット

ショートカットは、音声入力の開始と停止に使うキーを決める設定です。オンにしたのと同じ場所で変更します。

  • ショートカットを選ぶ。 「システム設定」、「キーボード」、「音声入力」の順に進み、ショートカットポップアップメニューから選択します。
  • 自分で決める。 カスタマイズを選択してから、使いたいキーを押します。たとえばOption+Zキーです。
  • マイクキー。 キーボードにマイクキーがあれば、設定なしで一度押すだけで音声入力を始められます。

始め方をすべてまとめたショートカットのガイド(英語)もあります。

句読点、改行、絵文字のコマンド

対応している言語では、音声入力中にカンマ、ピリオド、疑問符が自動で挿入されます。それ以外は、入れたい場所で記号の名前を言います。

  • 句読点。 Appleのコマンド一覧には、カンマ、疑問符、感嘆符、コロンなどがあります。
  • 改行。 次の行はReturnキーを1回、次の段落は2回押すのと同じです。言った瞬間ではなく、音声入力が完了したときに反映されます。
  • 絵文字。 一部の言語では、ハートの絵文字や車の絵文字のように絵文字の名前を言います。

句読点をすべて自分で入れたい場合は、「キーボード」設定の「音声入力」で自動句読点をオフにします。コマンドの一覧は、出典にあるAppleのページにまとまっています。

言語とマイク

  • 言語。 「音声入力」で「言語」の横にある編集ボタンをクリックし、言語と地域を選択します。複数の言語を設定している場合は、音声入力中にカーソルの横の言語をクリックするか、地球儀キーがあればそれを押して切り替えます。
  • マイクの入力元。 マイクの入力元のポップアップメニューで、使うマイクを選びます。「自動」を選ぶと、使われる可能性が高いデバイスが選ばれます。

音声入力を利用できない言語や地域もあり、言語や地域によって機能が異なる場合があります。

音声入力ができないとき

小さな確認から順に試してください。

  1. スイッチを確認する。 「キーボード」設定で音声入力がオンになっているか見ます。
  2. 「編集」メニューを試す。 「編集」>「音声入力を開始」で動くなら、原因はショートカットだけです。
  3. 押してすぐ放す。 マイクキーを押したままにするとSiriが起動します。
  4. 音声コントロールを確認する。 音声コントロールがオンのときは、標準のmacOSの音声入力は使用できず、音声コントロールで音声入力します。

マイクからスクリーンタイムまで、すべての確認手順はMacで音声入力ができないときにあります。

日本語での確認手順はMacで音声入力ができないときの確認手順にまとめています。

Appleの音声入力ではできないこと

  • 長い間を待つこと。 音声が30秒間検出されないと停止します。
  • 声で削除すること。 コマンド一覧に削除はありません。音声コントロールならできますが、オンの間は標準の音声入力が使えません。
  • 話した内容を整えること。 Appleのガイドが説明しているのは言葉と句読点の入力で、書き直しではありません。
  • すべての言語への対応。 利用できない言語や地域があります。

音声入力で足りないときの無料アプリ

こうした不足を埋めるために、私はYapToTextを作っています。手でキーボードを打つことが難しく、すべてを音声入力しているからです。無料で、Mac上で動作し、どのアプリでもカーソルの位置に文字を入力します。アプリの画面は英語ですが、日本語で音声入力できます。

  • キーひとつ、無音での停止なし。 右のCommandキー(アプリではRight Command)を軽く押して話し、もう一度押して止めます。無音による停止も語数の上限もありません。安全のため1回の音声入力は30分で停止しますが、その場合も文字起こしは保存されます。
  • 言語の選択肢に日本語。 AI ModelsページのLanguageには日本語があり、Auto-detect languageも選べます。最初はMacのシステム言語になっています。
  • 付属のモデルは日本語に対応。 App Store版には多言語モデルのWhisper Large v3 Turboが入っています。(English)と付いた3つのモデルは英語専用です。
  • Mac上で処理。 音声認識はMac上で実行されます。アカウントは不要で、利用状況の解析もありません。
MacのYapToTextのDictationページ。Keys、Recording、Microphone、Deliveryのカードが並んでいる。
図1. 私が作っているアプリ、YapToTextのDictationページ。Auto-stop after silenceは初期設定でOffなので、Appleの30秒の停止のように間があいても音声入力は終わりません。

AppleシリコンのMacとmacOS 14以降が必要です。2つのモデルが含まれているため、App Storeでのダウンロードは約2.9 GBです。試す場合は、はじめての音声入力(英語)のとおり、キーを2回押すだけです。

アプリについてはYapToTextの日本語ページにまとめています。

まとめ

  • オンにする。 「システム設定」、「キーボード」、「音声入力」。
  • 始める、止める。 マイクキー、ショートカット、または「編集」>「音声入力を開始」。止めるときはEscapeキー。
  • 記号は名前で言う。 カンマ、疑問符、次の行、次の段落。
  • 間に注意。 30秒間無音が続くと終了します。

一度オンにしたら、あとは押して、話して、Escapeキーを押すだけです。手順がお使いのMacと違う場合は、GitHubでissueを作成してください(英語)。すべて読んでいます。

Mac App StoreでYapToTextをダウンロード無料でダウンロードできます。アカウント不要で、機能の制限もありません。AppleシリコンのMac、macOS 14以降に対応しています。 ソースコードはGitHubにあります。

このページを書いた人。 Ryleigh Newmanはソフトウェアを開発しています。手でキーボードを打つことが難しいため、このサイトで紹介しているアプリ、YapToTextで毎日音声入力をしています。このページは英語から翻訳したものです。アプリの画面とサイトのほかのページは英語です。 プロジェクトについて(英語)。

ガイド

そのほかのガイド(英語)

出典

よくある質問

Macで音声入力をオンにするには

アップルメニューから「システム設定」を選び、「キーボード」をクリックします。「音声入力」に移動してオンにし、確認が表示されたら「有効にする」をクリックします。

Macの音声入力のショートカットは

キーボードのファンクションキーの列にマイクキーがあれば、それを押します。ない場合は、「システム設定」、「キーボード」、「音声入力」の「ショートカット」ポップアップメニューで選んだキーです。「カスタマイズ」を選ぶと、Option+Zのように自分で決められます。

Macで音声入力ができないのはなぜ

「キーボード」設定で音声入力がオンになっているか確認し、「編集」>「音声入力を開始」を試し、マイクキーは押したままにせずすぐ放します。音声コントロールがオンのときは標準の音声入力が使えないので、そちらも確認してください。

Macの音声入力をオフにするには

アップルメニュー、「システム設定」、「キーボード」の順に進み、「音声入力」のスイッチをオフにします。

話すのをやめると音声入力が止まるのはなぜ

Appleの音声入力は、30秒間音声が検出されないと自動的に停止します。話し続けている間は時間の制限はありません。

日本語で使える無料のMac用音声入力アプリはある

あります。Appleの音声入力はmacOSに標準で入っています。私が作っているYapToTextも無料です。どのアプリにも入力でき、音声認識はMac上で実行され、画面は英語ですが日本語で音声入力できます。

MacBook Neoで音声入力はできますか

できます。AppleのMacBook Neoのガイドでは、F5キーが「音声入力/Siri」です。押すと音声入力がオンになり、押したままにするとSiriが起動します。macOS 27で精度が上がった音声入力のモデルは英語のみで、M3以降かつユニファイドメモリ12GB以上のMacが対象のため、A18 Proとメモリ8GBのMacBook Neoは対象外です。2026年10月6日に確認しました。

Macの音声入力の精度を上げるには

Appleのガイドでは、普段Macを使う位置から、小さすぎも大きすぎもしない声ではっきり話し、背後の雑音を避けるよう勧めています。騒がしい場所や反響の大きい部屋では、ヘッドセットマイクが役立つことがあります。「キーボード」設定の「音声入力」で正しい言語とマイクを選び、青いアンダーラインが引かれた語はクリックして候補から直せます。macOS 27で精度が上がった音声入力のモデルは英語のみが対象で、日本語は含まれていません。2026年10月6日に確認しました。